結婚式の準備において、知っておきたい専門用語〜ブーケ編〜
回は新郎新婦さんの定番アイテム、「ウェディングブーケの種類」についてまとめていきます!
結婚式を控えているお二人にとっては、どんなブーケにしようかな・・?と、お花選びは悩みのひとつですよね。
お花の打ち合わせで、フローリストさんにお二人のイメージを伝えられるように、まずはどんな種類のブーケがあるのかチェックしていきましょう。
ブーケ・ブートニアの由来
結婚式では定番のアイテムとなる「ブーケ」ですが、そもそもなぜ結婚式でブーケを持つようになったのでしょう。
それには色々な説がありますが、よく言われているのは、中世ヨーロッパから伝わる「プロポーズの儀式」から由来するものです。
かつてヨーロッパでは、男性がプロポーズをするときに、野の花を摘み、愛の言葉とともに女性に花束を贈ったとされています。
その花束が「ブーケ」の原型となっているそうです
。
また、プロポーズを受けた女性が花束からお花を一輪抜き取り、承諾のしるしとして男性へ捧げたものが「ブートニア」の由来なのだそうです。
ブーケ・ブートニアのお話に基づいて考えると、花嫁さんの「ブーケ」と花婿さんの「ブートニア」はお揃いのお花で作りたいアイテムですね。
ブーケの種類
ブーケには沢山の種類があり、ドレスのデザインに合わせて形やお花の種類などを選ぶことが多いです。
ブーケの代表的なデザインや、その特徴をチェックしていきましょう。
■ ラウンドブーケ
お花を丸い形に集めたデザインです。
可愛くキュートな印象がありますが、使うお花や大きさによっては色々な雰囲気を演出することもできる、オールマイティなブーケです。
プリンセスラインやAラインなど、ボリュームのあるドレスに合わせやすいです。
■ キャスケードブーケ
キャスケードとは、「滝」を意味していて、縦に長く下に流れるデザインです。
格調高く大人で優美なイメージがあり、トレーンが長いドレスにピッタリ。チャペルでのセレモニーで使われることが多いブーケです。
■ ティアドロップブーケ
涙のしずくを逆さまにしたような形で、どんなドレスにも合わせやすいデザインです。
キャスケードブーケよりもまとまりがあり、ラウンドブーケよりもエレガントで大人っぽく、甘くなりすぎない印象があります。
■ クラッチブーケ
お花を束ねて、ぎゅっとつかむように持つタイプのデザインです。
ナチュラルな印象があるので、マーメイドラインやスレンダーラインなど、すっきりとしたラインのドレスにピッタリなブーケです。
■ リースブーケ
「永遠に続く愛」を意味する、丸い輪の形をしたブーケです。
キュートな印象があるので、プリンセスラインやAラインなど、ボリュームのある可愛いドレスに合いやすいデザインです。
ナチュラルなガーデンウェディングにもピッタリです。
まとめ
以上、今回はウェディングブーケに関する結婚式用語でした!
ブーケの種類は他にもたくさんあるので、担当のフローリストさんと相談しながら、ドレスやウェディング会場の雰囲気にピッタリな、素敵なブーケを選んでくださいね。
ライター:いきなり大福